秋田 竿燈祭り

8月に入り、JEBDA鷹野さんのお誘いで秋田の竿燈まつりに行ってきました。

今年は8月3日〜8月6日の期間で開催されており、秋田には8月3日夜から8月5日まで

滞在させて頂きました。

8/3に秋田に入ったのですが、夜も遅くすでに本日の竿燈祭りは終わっている時間帯でした。

お腹も空いていたので、秋田駅の周りを歩き丁度美味しそうな「永楽食堂」というお店にお邪魔しました。

来店した時間は23時を過ぎていたと思うのですが、それでもお店は満員に近くメニューも壁一面に

沢山張り出しており、カウンターにはおばんざいとして色々な惣菜が並べられていました。

ここでは色々な秋田の日本酒が飲めるので、私は千円で3種類の飲み比べできる飲み比べセットをオーダ

し、その他おばんざいを幾つか注文し大変満足した夕食を頂くことができました。

後で秋田市議会議委員の竹内さんに聞いたら、秋田でも伝説的なお店で予約が中々取れないお店ということで、

大変幸運な秋田のスタートだったと思っています。

8/4に竿燈祭りが始まる前に、少し遠出して秋田県南の横手市増田町に「くらしっくロード」お邪魔しました。

秋田の県南地方の代表的な商人地主町として繁栄し、その商人地主達が贅を競って建てたもので、

明治から昭和初期にかけて造られた蔵が観れる大変趣がある町でした。

こういう古いものも大事に管理されていればストーリーがある唯一無二の地域の観光資源として利用できるため、

町を存続させるということは今あるものをどのように残していくのかという長期的な視点が必要なのだと改めて

感じることができました。

ちなみにお忍びで吉永小百合さんも観光に来ているとのことでした。

夕方からは、JEBDA鷹野さんと市議会議員の竹内さんと一緒に竿燈祭りを見ることができました。

観覧席をあらかじめ人数分竹内さんが予約して頂いたこともあり、最高の席でお祭りを見ることができました。

東北3大祭り数えられる竿燈祭りですが、初めて観させて頂いた感想としては想像しているよりも

祭りの熱気、竿燈の技術、参加している人・観覧している人の楽しそうな顔、リズミカルな和太鼓の音が私の

何かを揺さぶられとても楽しく感じると共に久しぶりに祭りの魅力を肌で感じることが出来ました。

また、竹内さんのコネで一般の人が入れない司令塔と呼ばれる櫓に登らせていただく事でき、高い位置から祭りを

俯瞰して見ることが出来ました。高い位置から見る竿燈祭りはとても幻想的で貴重な体験をさせて頂きました。

祭りとは地域と本当に密着したイベントであり、参加している人は地域の一員として認められたと思える瞬間

であり、観覧している人は日常を忘れられるキッカケであり浴衣を着てワクワクをずっと感じられる空間として

とても大切な時間が流れている気がして、多くの人々の思いが作り出す空間の力強さに圧倒されていた気がします。

私たちのビジネスも今は小さな事を積み上げているが、将来そういうものを作り出せたら本当に良いなあと感じる瞬間でした。

 

夕食は竿燈祭りに参加していた丸紅の副島さん、竹内さん、鷹野さんの四人で竹内さんの行きつけのお店「ひさご」にお邪魔

させて頂きました。じゅんさい鍋というとても贅沢な鍋を頂き、最高の秋田を感じることが出来ました。

8/5に帰路に着いたのですが、今回は東北の祭りを初めて鑑賞させて頂き、また地元の美味しい食事を食べ、

地域につながっている人と一緒に過ごさせてもらった時間はとても貴重な体験として私の中で残っており、

やっぱり地域って素晴らしく自分もこういう時間を少しでも多く創り出したいと思える機会でした。