2019/1/25(金) – 1/27(日)

場所：岡山県久米郡美咲町

「美咲町におけるゲストハウスを考える」というテーマで、東京・奈良・美咲町民・美咲町地域起こし協力隊が一堂に会する３日間の合宿に参加しました。

地域にもっと若い人を呼びたいが、来ても宿泊施設がない問題。
一方で、高齢化で空き家がたくさんあるにもかかわらず、それらが放置されている問題。
それらの問題に対する一つの回答としてのゲストハウス。

地方で頑張っている人の繋がりが作れたことと、ゲストハウスというコミュニティスペースを作る上での考えるべきポイントを学ぶとても良い機会でした。

美咲町には棚田という美しい景色があります。
移住した若い人を中心にBAR、パン屋、ワイナリーなどのまちに新しい事業・産業が生まれ、また近年芸術祭などのまちを活性化するためのイベントも開催されています。
美咲町自体はコンビニも遠く、都会暮らしの人には結構不便を感じる土地ですが、その中にいる人の熱い思いと行動力に圧倒されました。

今回、美咲町に移住したアーティスト土屋洋介さんが企画した
1.「田舎体験をしたい人向けのゲストハウス」

美咲町で育って農業をされている松田さんが企画した
2.「農業体験とそこで取れた野菜が食べれるゲストハウス」

２案について、参加メンバがそれぞれチーム分かれて、深く・活発な議論が行われました。

その議論の中で、ゲストハウスを企画・運営していく上では、
まず、「地域にどうなって欲しいのか、どうありたいか？」という地域のあるべき・ありたい姿を明確にした上で、
次に、「ゲストハウスが地域でどのような役割を担うべきか？」というゲストハウス自体のあるべき・ありたい姿を考えるステップがとても重要だと痛感しました。

最後に、合宿中には寒波が到来し岡山では珍しく雪が積りました。
その景色は、普段過ごしている都会の喧騒とは違い、とても幻想的で美しく、そのような環境にいると自然に自分を見つめなおす時間もできました。

今後も、継続して美咲町で出会った人達と、新たなビジネスを生み出していきたいと考えています。