岡山県栄田郡西粟倉村フィールドワーク

6/21-6/22

ETIC 主催のローカルベンチャーラボのフィールドワークとして、

岡山県栄田郡西粟倉村に行きました。

岡山県の最北東端に位置し兵庫県・鳥取県と県境を接する村で、面積の約95%が山林、その内の約85%を杉や檜などの人工林が占め、人口は、1411人(201961日)。

今回は、村役場で上山隆弘浩さんのお話から、エーゼロの牧大介さんのお話、地域の中で起業した國里哲也さん、西粟倉で苺研究所・製造アトリエをつくった渡部美佳さんのお話など、様々なお話を聞けました。

牧さんがお話していた、

「まちおこしは、人起こし」

という言葉どおり、

次々と新しい人たちが、新しいことを始めているまちでした。

また、まちにある山や森を、最大限活用するための、まちをあげての制度や、仕組みづくりのお話を聞いて、そこにあるものをいかに、カタチを変えて、繋ぎなおすかという点については、とても学びが大きかったです。

また、実際にまちで起業している、森燻國里さんのお話では、起業することによるリスクはあるものの、子どもたちにホンモノの木製品を届けるという熱い想いが、行動の原動力になり、困難な局面も、そこに集まる人が一丸となって乗り越えたお話を通じて、胸に熱いものを感じました。

國里さんのような、その森やまちを愛し、現状を変えようと行動を起こした人たちのストーリーが、徐々にまちや外の社会に伝播し、チャレンジしたい人が集まりはじめ、さらにそのチャレンジしたい人をまち・組織が応援し始めることにより、まち全体にチャレンジがしやすい環境が整う。
ひとを中心にした新たなまちづくりの循環が生まれていました。

行政だけはだめで、民間だけでもだめ。

その両輪が、うまく歩調を合わせて、まちが新しいカタチを創り始めているまさにその現場のど真ん中で、さまざまな立場の人と出逢えたことは、とても大きな経験です。

西粟倉村の林業で大量に出る木くずを燃料として、育てるうなぎのばら寿司、

森の中でとれる鹿肉ジビエのお弁当とても美味しかったです。