育休取得で変わった価値観 〜 働き方と環境の大切さ 〜
こんにちは。リチェインでマネージャーをしている松川です。
今回は、私が実際に育児休業(育休)を取得した経験についてお話ししたいと思います。
目次
育休を取るまでの経緯
育休を取ることを考え始めたのは、第一子の誕生が決まったときでした。我が家は核家族で、夫婦の両親も近くに住んでいないため、出産後の育児を夫婦2人で行う必要がありました。そのため、子どもの世話と妻の出産後のケアに専念したいと思い、会社に相談しました。すると、上司や同僚から前向きなサポートがあり、安心して育休を取得する決断ができました。
- 【データ】日本における育休取得
- パパの育休取得率:約30%
- パパの育休取得期間:約40%が2週間以内
- ママがパパに求める育休期間:約3ヶ月
- ママの育休取得期間:平均1年(95%以上が6ヶ月以上)
- ※多くの保育園が生後6ヶ月以上の乳児を保育対象としています。
育休中の生活
私が取得した育休は2ヶ月間でしたが、この期間に赤ちゃんの成長の速さを実感しました。生まれたばかりの小さな体が日々変化し、できることがどんどん増えていく様子を目の当たりにすることができました。
この貴重な時期を毎日24時間、子どもと一緒に過ごせたことは、かけがえのない時間となりました。育児の大変さを実感する一方で、赤ちゃんが少しずつ成長していく姿を間近で見られる喜びは、何にも代えがたいものです。
また、仕事から離れて家庭に専念することで、育児について学びながら、復職後の育児と仕事のバランスをどう取るか、そしてパートナーとの役割分担をどうするかについて考える時間を持つことができました。
共働きが当たり前になっている昨今、こうしたことに時間をかけて計画することは、長い目で見るととても重要だと感じます。実際に育休を取得したことで、育児が最も困難な時期を夫婦で共に経験し、乗り越えることができました。その結果、仕事と家庭の両立を同じ目線で考えられるようになったと思います。
復職後の変化
育休を経て復職すると、仕事に対する向き合い方にも変化がありました。限られた時間の中で効率よく働くことを意識するようになり、仕事と家庭のバランスをより大切に考えるようになりました。
日々の送り迎えで朝も夜も時間が限られるため、気兼ねなく残業できないのはもちろんのこと、小さな子どもは急な体調不良によるお休みやお迎えもあります。
- 【データ】クラス別年間病欠平均日数データ
- 0歳児クラス:20〜30日
- 1歳児クラス:13〜20日
- ※データ提供元によりばらつきあり
核家族では親が子どもの看病をしなければいけません。病欠だけで年間20日お休みする場合、夫婦で均して有給を取得するとしても、1人あたり年間10日程度の有給が育児で消える計算になります。
子どもが生まれる前の私は、自分では働くママやパパに理解のあるほうだと思っていましたが、こうした数字を見ると、改めて育児と仕事の両立の大変さを実感しました。
幸いにもリチェインにはお子さんを持つ社員が多く、すでに同じ経験をした方々がいるため、育児と仕事の両立の大変さを理解し、協力し合える環境が整っています。
育休と復職を経て、育児に理解のある職場で働くことの重要性を改めて実感しました。私のように育休を取得する社員が増えれば、お互いにサポートし合える文化がさらに根付いていくと感じています。
これから育休を考えている方へ
育休を取ることに不安を感じる方もいるかもしれませんが、まずは会社に相談してみることをおすすめします。サポート体制が整っている会社であれば、きっと安心して育休を取得できるはずです。
復職後の育児と仕事の両立においては、単に制度面が整っているということだけでなく、一緒に働く社員に理解があるかどうかが重要だと思います。
また、実際に育休を取得した経験は、仕事にも良い影響を与えてくれると思います。私自身、育休を通じて成長できたと感じています。
当社では、社員が安心して育休を取得できる環境を整えています。これから入社を考えている方も、ぜひ一緒に働きながら、ライフステージに応じた働き方を実現していきましょう!
株式会社リチェイン
松川