自分への投資を大事に 〜明日死ぬかのように生きよ〜
ぽかぽか4月は一番華やかな季節に感じます
4月は桜を見るたびに「新しいことが始まる季節だな」と毎年のように感じていますが、これを読んでくださっている皆さんは今月をどのように感じているでしょうか?
今月のブログ執筆を担当します、加藤です。
何を書こうか考えた末に、最近の自分自身の変化や感じていることをお話しすることで、少しでも皆さんに共感していただけたら嬉しいと思い、今回のテーマに決めました。
昨年末、社員の有志向けに「マネー講座」を開催しました。
これは主に若手社員に向けて資産運用について考える機会を提供し、老後資金への不安を少しでも軽減できたらという思いで企画したものです。社員一人ひとりの幸福度が上がることで、会社全体にも良い変化が生まれるのではないかと考えました。
とはいえ、講師を務めた私自身もまだまだ学びの途中。これをきっかけに、社員の皆さんと一緒にこれからも学び続けていきたいと思っています。
「学び」といえば、最近私はデザインの勉強を本格的に始めました。
「本格的に」と言うのは、この年齢になってから大学に入り直したからです。
「年齢を重ねても学ぶ姿勢が大切」「学びは生涯続く」など、よく耳にしますが、自分に問いかけたときに本気で学んでいると言える人はどれくらいいるでしょうか?
私自身も、年齢を重ねるにつれて日常に変化を取り入れるのが難しくなってきました。過去の経験だけで何とか生きていけてしまう分、つい変化を避けてしまう自分がいたのです。
そんな自分に嫌気が差し、自らをアップデートするために大学での学びを決意しました。もちろん、大学に通うにはそれなりの費用がかかりますが、これも「自分自身への投資」だと考えています。
さて、資産運用としての投資と、自分自身の成長のための投資という二つの話をしましたが、私はどちらも「未来への投資」という意味では同じだと思っています。
自分への投資は、時間をかけて大きな資産へと育っていくものです。もし「自分への投資」に躊躇している方がいたら、ぜひ考え方を変えてみてください。
最後に、デザインの勉強をする中で考えたことをお話しします。
IT業界では「AIを使えないと生きていけない」といった声をよく耳にします。私もその考えには賛成ですが、いずれAIはわざわざ意識して使うものではなくなり、自然と生活の一部になっていくと思っています。
私たちが日々使うアプリケーションの裏側ではAIが稼働し、使う人はAIを意識することなく当たり前のように成果を得られる。そんな世界はすぐそこまで来ています。
では、そんな時代に求められる人材とはどのような人か。
私は「説得力のある人」だと思っています。
AIのプロンプトを上手に入力できる人でも、良いAIツールを知っている人でもなく、自らの体験をもとに考えを整理し、他人に伝え共感を生む力を持つ人です。
なぜなら「人の心を動かせるのは人の心しかない」と考えるからです。
「説得力」を身につける正解はありませんが、多くの経験を重ね、たくさんの学びを得ることが近道だと思います。
これを読んでくださっているどこかの誰かさんも、経験と学びを積み重ね、「説得力のある人」を目指してくれることを願いつつ、筆を置きます。
Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.
明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。
マハトマ・ガンディー